テクノストラクチャー工法の核となるのは、 木のぬくもりに鉄の強さを融合した独自構造「テクノビーム」。 木造住宅では支えきれない力を、鉄の補強が受け止め、 梁のたわみや変形を抑えることで建物全体の耐震性を大幅に高めています。
テクノストラクチャーEXでは、テクノビームの耐震性に加え、「制震システム・テクノダンパー」を導入。
地震の揺れによる建物の変形エネルギーを吸収・分散することで、 構造部材にかかる負担を軽減し、繰り返す巨大地震にも強い家を実現しました。
“固く守る”耐震構造と、“しなやかに受け止める”制震構造。 この2つのアプローチを融合することで、 大きな揺れにも粘り強く耐え、ダメージを最小限に抑える住宅構造を実現しました。
家を建てる際には、地震や台風などの災害が起こった場合に、住まいへどのような力が加わるかを計算し、その力に住まいが耐えられるかどうかを詳細に検証する「構造計算」が行われます。
ひと口に構造計算と言っても、その内容はさまざまで、一般的な2階建て木造住宅の大半では、最低限の基準を満たすため、間取りの南北方向・東西方向で耐力壁が十分配置されているかどうかを計算する「壁量計算」が行われています。
しかし、テクノストラクチャーEXでは「壁量計算」だけでは不十分と考え、「基礎・柱・梁・接合部・床強度・耐力壁」など構造的に負担のかかる全ての部分が、荷重や地震に対して十分に耐えられるかどうかを緻密に計算する「許容応力度計算」を一棟一棟全ての住宅で行っています。
テクノストラクチャーEXでは、前述の構造計算に加え、さらに詳細な検証を行う 「4D災害シミュレーション」を導入しています。
建物を3Dモデル化し、震度7クラスの人工地震波を3回連続で入力。 1回きりの大地震ではなく、“繰り返しの巨大地震”に対して、 どの程度の変形・損傷が発生するかを、1棟ごとに検証しています。
さらに使用する地震波は、過去の地震データの偏りをなくした “方向や周期にバランスのある人工波”。 未知の地震に対しても偏りなく備えられるよう設計されています。
つまり、テクノストラクチャーEXの家は、 「実際にこの家がどんな揺れ方をするか」を、 建築前にシミュレーションで確認した上で建てられるということ。
科学的な裏付けに基づいた“見える安心”が、大きな特徴です。
テクノストラクチャーEXが叶えるのは、
地震に怯える暮らしではなく、
地震に負けない備えで、
家族の笑顔がずっと続く暮らしです。